演劇を作るために重要なのが台本、台本を書くために重要なのがプロット。
アーティストと一緒に、街を歩いて演劇になりそうな題材を探し、物語のアイデアをふくらませてプロットにまとめるワークショップを開催します。
演劇を「やってみる」から「創作に参加する」へ!
街から演劇を創作しよう!
映画やドラマ、ミュージックビデオなど数々のロケも行われている「サンサンロード」 は、モノレール高架下の長い直線のプロムナードという印象的な場所で、2020年に GREEN SPRINGS(グリーンスプリングス)がオープン、美術館と子どもの遊び場を中心 とする複合文化施設「PLAY!」、たましん美術館、ファーレ立川アート、立川シネマ シティ、コトブキヤといった文化芸術スポットが集積したエリアであると同時に、個性 的なカフェやショップが並んでいます。そして過去には立川飛行場だったという歴史 を持つ場所であり、少し前にはヤギが草を食む場所でもありました。サンサンロード には、物語になりそうな材料がたくさん埋まっています。その題材を発見し、発想を ふくらませ、構成を組み立て、演劇の台本にする前のプロットにまとめることに挑戦し ましょう。僕もいっしょに考えます。
《講師》倉迫康史(Theatre Ort演出家/たちかわ創造舎ディレクター)
ゼミ参加申込み
《対象》演劇の台本を書いてみたい、スキルアップしたい中学生以上の大人
※講師から出された課題を、次回ゼミまでに各自でまとめ、提出・発表してもらいます。期間中、課題に取り組む時間と熱意が必要になります。
※説明会後、案内されたフォームから応募してください。選考あり。応募理由を400字程度でご記入いただきます。
《参加費》一般7,500円 学生(中高大)5,000円
《募集人数》8名以内 ※選考有
《申込み締切》2022年12月9日(金)
《選考結果》 12月12日(月)
2023年 | |
---|---|
1月14日(土) 13:00-17:00 |
第1回「サンサンロードを歩いてみて、物語の素材を探す」 |
課題 → 物語の発想をふくらませ、必要なリサーチをし、アイデアをまとめてくる |
2月11日(土) 13:00-17:00 |
第2回「アイデアを発表し、グループディスカッションする」 |
課題 → 演劇の台本にするための構成を考え、プロットの第一案をまとめてくる |
3月 4日(土) 13:00-17:00 |
第3回「プロットを発表し、劇作家・俳優からコメントしてもらう」 |
《ゲスト》 | 吉田小夏(青☆組主宰) 大倉マヤ(三条会俳優/洗足学園音楽大学音楽環境創造コース教授) |
《ゼミ会場》 たましんRISURUホール サブホール 東京都立川市錦町3-3-20 |MAP|
講師紹介
倉迫康史
演出家。たちかわ創造舎チーフ・ディレクター。Theatre Ort主宰。「よみしばい」というスタイルでの上演を数多く行うほか、朗読劇の演出も多い。豊島区で文化ボランティア育成のためのドラマ・リーディング講座のメイン講師を7年間にわたって担当した。洗足学園音楽大学、桜美林大学非常勤講師。
吉田小夏
劇作家、演出家、青☆組主宰。青年団演出部所属。桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。『雨と猫といくつかの嘘』『時計屋の恋』等、4作品で日本劇作家協会新人戯曲賞に入賞。『海の五線譜』で北海道戯曲賞優秀賞受賞。心の琴線に触れる美しく繊細な対話劇で、幅広い年代の支持を集める。青少年との演劇ワークショップや、市民劇の創作、NHK-FMラジオドラマ脚本、など幅広く活躍。こども達や親子に向けた演劇作品の上演にも定評があり、日本各地で多彩な活動を展開している。
大倉マヤ
早稲田大学在学中に、劇団『双数姉妹』旗揚げに参加。2006年までほぼ全作品に出演。2012年より劇団『三条会』所属。主な出演作品に三島由紀夫『サド侯爵夫人』『近代能楽集』など。また、物語を手がけたピアノ連弾曲集『海をみたくま』が全音出版から出版されているほか、海外ミュージカル作品の翻訳や、オリジナル作品『MS TRAIN!!』など、脚本家、作詞家としても活動。洗足学園音楽大学音楽環境創造コース教授。
立川シアタープロジェクトとは
2016年よりはじまった、立川市・立川市地域文化振興財団・たちかわ創造舎(企画・運営:NPO法人アートネットワーク・ジャパン)によるプロジェクト。立川市内を中心に、質の高い演劇作品・演劇空間の創造と発信、世界にはばたく人材の育成を目指した活動を行っています。
主催
立川シアタープロジェクト実行委員会
(立川市・立川市地域文化振興財団・NPO法人アートネットワーク・ジャパン)
共催
株式会社共立
問合せ
たちかわ創造舎